「超重神グラヴィオン」の熱い挿入歌を担当したJAM Project。
そのリーダーである影山ヒロノブさんにロデオ社員、ロデミとパンサーがインタビュー!
楽曲に勝るとも劣らないその熱い人柄に触れてきました!

■プロフィール
JAM Project ジャム・プロジェクト

JAPAN ANIMAIONSONG MAKERS。進歩し続けるアニメーションに本来のパワフルでスピリットに溢れた“アニメソング”を取り戻す為、強力シンガー達によって2000年に立ち上げられたスーパーユニット。アニメ、ゲーム主題歌を、設立当初から現在までに100曲以上の楽曲を制作し、その活動を積極的に継続している。現在はリーダーの影山ヒロノブさんをはじめ、遠藤正明さん、きただにひろしさん、福山芳樹さん、奥井雅美さんらアニソン界を代表するメンバーにより幅広く活躍中。
影山ヒロノブ

JAM Projectのリーダー。シンガー・ソングライターとして作詞、作曲、編曲を手がける。16才の時に結成したバンド“LAZY(レイジ−)”でプロデビュー。「赤頭巾ちゃん御用心」「DREAMER」などをヒットさせ、日本のハードロック史の扉を拓いた。85年以降数々のアニメ・特撮ソングを歌い「アニソン界のプリンス」の異名を持ち、「ドラゴンボールZ」や「聖闘士星矢」の主題歌を担当し、「アニソン歌手の第一人者」と称される。2000年にJAM Projectを立ち上げ、なおかつ海外での活動も活発に行い世界各国からの出演オファーに応えている。2008年にはJAM Projectとして初の「ワールドツアー」を敢行。数万人の外国のファンの前でパフォーマンスを行う。


ロデミ


ロデオ女子社員。
ブログロデオで活躍中!
アマチュアバンドのボーカルもやってます!
 

パンサー


ロデオ男子社員。
同じくブログロデオ
活躍中!
ドラゴンボール世代。
■超重神グラヴィオンへの想い
ロデミ:
本日はレコーディングの合間にお時間を頂きましてありがとうございます。

影山ヒロノブさん(以下、影山):
パチスロの方はあんまり語れないかも知れないですけど、ごめんなさい(笑)

パンサー:
と、いいますと、パチスロをご遊技されたことはあまりないということでしょうか?

影山:
あのー、ほとんどー、というかないです(笑)パチンコとかパチスロの曲もたくさん歌わせてもらっているんですけど、なかなか中に入れないというか(笑)若い頃はパチンコホールとか、よく行ってたこともあったんですけど、今は、仕組みが全然違うんですよね。

ロデミ:
そうですね、今は液晶機がメインですから。

影山:
自分が打っていたのは、30年くらい前のことですから、当時のパチンコなんかは、勝っても玉がチョロチョロでて、お菓子と交換という程度でしたね。いままでに一番勝ったときに、当時付き合っていた彼女のために、世良正則さんのLPと引き換えたのをすごく覚えてますよ(笑)

パンサー:
今回のパチスロ機には、アニメの主題歌や挿入歌などJAM Projectの楽曲が5曲入っていて、そのうち1曲はパチスロ機のために作っていただいた新曲となっています。影山さんにとって「超重神グラヴィオン」という作品についての想いなどはありますか?

影山:
そうですね。アニメ業界、特にロボットものですと、大張監督(※グラヴィオンシリーズを監督。今回のパチスロ機では自ら新規オリジナルムービーを制作されるなど全面的に参加)は独自の世界を確立されているすごく人気のある方で、初めて仕事をさせて頂いたのがグラヴィオンなんですよね。グラヴィオンでは、2つのシリーズのオープニングをJAM Projectで担当させて頂いて、音楽的にもJAM Projectの中ですごくハマリのいい作品です。もともとJAM Projectは「スーパーロボット大戦」というゲーム作品とともに大きくなっていったところがあるので、自分達を支持してくれるファンの方達は、もう、グラヴィオン!とか、大張監督!というと、本当に大好きな世界なんです。自分達の歴史の10年間の中でも、グラヴィオンと出会えたことはすごく大きなことだったと思います。

ロデミ:
「超重神グラヴィオン」のパチスロ化についてはどのようにお考えですか?

影山:
個人的にも、「嘆きのロザリオ」(※超重神グラヴィオン・オープニングソング)や「紅ノ牙」(※超重神グラヴィオン ツヴァイ・オープニングソング)はどっちも思い出に残る大好きな曲なので、そのグラヴィオンがまたパチスロで復活することは自分達にとってもすごく嬉しいです。ここ10年ぐらいの間に、昔の有名なアニメから最近の人気作も含めて、パチンコやパチスロ化されることが多いじゃないですか。自分達の認識としては、あー、やっぱりグラヴィオンは人気があるんだなという気がしました。今回のパチスロのために作った新曲の「弾劾の剣」についても監督直々にご依頼頂きまして、やっぱり、自分達の大好きな人に「これ、頼みます!」と言われると燃えますよね。もちろんファンの方達に喜んで頂くのが一番だと思いますが、今回のパチスロ化で監督とまたコラボできることがすごく嬉しかったのと、監督の期待に応えたいという気持ちでした。

ロデミ:
今回の新曲「弾劾の剣」についてですが、楽曲を制作するにあたってこんな風に歌って欲しいという要望は監督からありましたか?

影山:
監督は、「熱くなれればいい!」という感じなんですよね。ただ、自分達の中で、グラヴィオンというのは、直球のロボットものよりも、ちょっとセクシーといいますか、音楽の志向も直球ロックよりは泣きの部分を入れてみたりして、ちょっと色っぽい作りにしています。難しいところといえば、レンジ(音域)の広さですね。でも、やっぱりJAM Projectなので、男性も女性もいますから。男性でもものすごくキーの高いメンバーが集まっているので、すごいところまでカバーしていると思います。

パンサー:
影山さんは作詞も担当されていますが、難しいところはありましたか。

影山:
そうですね。グラヴィオンの時はだいたいの方向性の指示や、内容のチェックを監督がしてくれるので、すごくやりやすいですね。アニメの主題歌は、番組がはじまる前に作るので、なかなか世界観をつかむのは難しい時があり、たとえば原作のコミックがある場合だとイメージがつかみやすいですけど、オリジナルアニメの場合、いきなり!ということも多いので大変なんです。グラヴィオンの場合は、テレビシリーズの頃から、監督が、ストーリーなど詳しく伝えてくれるので非常にやりやすいですね。監督の場合、歌の途中でセリフの投げ込みがあるところに特別なこだわりがあって、「1コーラス目はこれ!2コーラス目はこれ!」みたいな感じで、すごくノリノリで打ち合わせさせて頂きました。

ロデミ:
「弾劾の剣」についてご自身で気に入っているところはありますか?

影山:
自分はワンコーラス目の冒頭のところを担当しているんですけど、割とこう、オトナな感じで歌えたかなーと思います。自画自賛ですけど(笑) 普通のロボットものだと、Aメロの部分はもっとストレートなロックのスタイルが多いんですけど、結構都会的なサウンドで、ちょっと色っぽいメロディなんで、グラヴィオンらしさが出てるかなと思います。「弾劾の剣」はうちのメンバーも大好きなので、去年のツアーで歌えないかって以前問い合わせたんですよ、そしたら「まだ認可が下りてないので、絶対ダメだ!」って言われて(笑)

パンサー:
すみません、(検定に)落ちまくりました…。でも、今年からは大丈夫です(汗)

影山:
そうですね(笑)自分もネットで初めて知ったので。胸をなで下ろしました(笑)

ロデミ:
ネットといえば、グラヴィオンの場合、熱心なファンの方が、パチスロ化についてサイトを立ち上げて紹介してくれるなど他の機種にはないような反響もありました。

影山:
あー、わかる気がしますね。グラヴィオン好きの人たちは、すごく熱心な方が多いですよね。海外にライブに行くこともあるのですが、グラヴィオンの曲をやってくれ!と言われるのこともすごく多いです。最近タイでライブをしたときも「嘆きのロザリオ」をリクエストされました。
■アニソンは全世界共通
パンサー:
海外でのライブでは、やはり日本語で歌われるんですか?

影山:
もちろん、どの国でも歌はオリジナルが一番なんですよ。アニソンのライブってお客さんすごく歌うんですよね。これは世界共通で皆さん日本語で一緒に歌ってくれます。客席にいたら俺達の声が聞こえないんじゃないかって思うくらいにね(笑)MCは簡単な英語の場合も多いですけど、台湾と韓国は日本語で通じますね。あんまり日本語が通じるので、一度、日本語の通訳に対して、「帰れコール」が起こったくらいで。とにかく日本語や日本の文化がまるごと大好きって方が多いです。フィギュアの取説で初めて日本語を勉強した方もいましたが(笑)とにかく日本のアニメは世界でもすごいですよ。是非パチンコやパチスロも世界に出て行ったらいいんじゃないでしょうか。

ロデミ:
海外のファンと日本のファンの違いってありますか。

影山:
違いっていうよりも、違いがないことがすごいというか、基本的には全世界共通ですごくノリがいいですね。北京に初めていったときも「ひょっとしたらお客さん、おとなしいかな?」って心配していたんですけど、実際は、全員スタンディングで拳をあげて、すごく盛り上がりました。ただ、南米の盛り上がりはさらにすごいというか、ロックのライブなんかである、いわゆるモッシュ状態になるくらいですね。好きな曲になると、とにかくすごい。ドラゴンボールの人形を俺の方に向かって突きつけてくるおじさんとかいますから(笑)向こうも、本人が来るとはまさか思ってなかったといった感じで、こっちが見ていて感激するほど、感動されている方もいますね。

ただ逆に、日本で流行っている曲で、この曲は絶対盛り上がるだろうなと思っていても、シーン・・・・となってしまう時はありますね。我々はこれを、「南米ひとりぼっち」と呼んでいます(笑) 向こうで放送されている曲は反応がすごいけど、知らない曲の場合は、デジカメのチェックを始めたりして(笑)いずれにしても、単に盛り上がり目的で来ている人がいなくて、本当に好きな曲とか、好きなアニメを目当てで来ている人たちが集まっているという証拠だと思います。
■岩のような力強いものを届けたい
ロデミ:
実は、私自身もアマチュアバンドのボーカルをしているので是非お聞きしたいのですが、歌手として日々気をつけていることって何かありますか?

影山:
俺の場合、コンディションに関して、気をつけていることは全然ないですね。辛い物も大好きだし、お酒は普通に飲むし、逆にいえば乱暴に扱っているくらいですね。

ロデミ:
へー。歌手の方のイメージって普段マスクしている感じでしたが。

影山:
うーん、結構、周り見ていてると、大事にしている人の方が、ダメになるとかえって脆いですね。俺達の場合、ガラス細工を売っているのではなくて、もっと岩みたいな力強いものをお客さんに届けたいですね。そうなるとコンディションのことより、気持ちがお客さんに対してポジティブであることの方が大事だと思います。

ロデミ:
確かに悩み事なんかあると声も出づらいときはありますね。

影山:
ですよね。気持ちってすごく大事で、結局ファンの人たちがなにを求めてるかというと、大好きな音楽を聴いてパワーをもらって、元気になって、「明日からがんばろう!」みたいな気持ちになることが一番大事なんですよ。そういう場を作るためにもシンガーはポジティブな気持ちをお客さんにぶつけていかなければならないんです。

パンサー:
お会いしただけでもオーラがあって元気になりますね。

影山:
ありがとうございます(笑)
■リーダーが元気なら世の中うまくいく
影山:
俺の場合、特にJAM Projectのリーダーなんで、朝、みんなと会ったときから、仕事が始まっている感じですよね。まずは「ウース!」って感じでハッパかけて。どんなに嫌な事があっても、あまり表には出さないですよね。シンガーってムードメーカーなんですよ。コンサート会場の空気を作るのもシンガーの仕事だし、バックミュージシャンに対してもムードを作って、のびのびと演奏してもらうのもシンガーの仕事だと思います。打ち上げでも乾杯の音頭を取ったり、照明さんや裏方さん達にも次の日のためにがんばれるよう盛り上げるとか。そういうのが、チームでは一番大事だと思います。 スポーツと同じですね。暗い奴らは勝てないと。

座右の銘というわけではないんですけど、昔、食えない頃に建築現場で働いていたことがあって、そこの所長がすごく元気な人だったんですよ。で、飲みの席で「リーダーがいつも元気で、みんなにハッパかけてやってれば、世の中の70%くらいはうまくいくんだよ」って言われて。その言葉が自分の中ですごく納得できたんです。今でもそのことを実践している感じですね。だからリーダーといわれる人にとっては、才能よりそっち方が大事なんじゃないかと思います。

ロデミ:
JAM Projectのメンバーも、それぞれ強い個性をお持ちですが、そういったエネルギーでまとめていらっしゃるんですか。

影山:
それもあります。ただ、ベテランって自分の考えが決まってるんで、それをイチイチ変えようと思っても無理なんですよ。15年とか20年とかみんなこの世界でやってるので、それを俺がやめろっていっても聞かないんですよ。だから、「自分が一人の時は自分の好きなことやればいい。けどJAM Projectの時はこうしような!」ってことでみんなに言い聞かせて、なんとか引っ張っていく感じです。まあ、幸か不幸かメンバーの中で自分だけ年齢もキャリアも少し離れているので、「えー」と思ってもみんな従ってくれます(笑)

ロデミ:
みなさん芸術家揃いなので大変ですよね。

影山:
もちろん、ぶつかる時もありますよ。10年の中で、去っていった人もいるし、新しく迎えた人もいますから。その辺については、俺はこだわりがあんまりないですね。今のメンバーは最高だと思ってますけど、でもソイツが人生の中で別のモン見つけて出て行くんだったら、いつでも送り出しますし、また、もっと若いメンバーも、これからのことを考えれば入れていきたいという思いはあります。まあ、平均年齢も高いので(笑)
■JAM Projectは自分の人生で一番大きなこと
パンサー:
今、力を入れていることや、今後やってみたいことはありますか?

影山:
個人的に思い続けている近い夢としては、海外で、本場のミュージシャンと一緒に自分の音楽をレコーディングしてみたいなって思いますよね。ロンドンか、LAか、ニューヨーク。やっぱりロックが好きでここまできているんで、ロックの聖地じゃないですけど、例えばロンドンの若いミュージシャンとアビー・ロード・スタジオでレコーディングとかできたら最高だな、と思いますよね(笑)力を入れていることといえば、やっぱり第一にJAM Projectをどうやって、もっと大きなものにしていくかってことですよね。それが自分の人生の一番大きなことだと思います。去年10周年で、武道館で2日間ライブをできるところまで昇ってこれたんですが、興行的に大きくなれるかってことだけではなく、もっと面白い音楽をやれるようになりたいですね。僕らのやってるアニソンって、いってみれば映画音楽と同じなんですよ。映像の進化ってすごいじゃないですか。それに見合うだけのスピード感とかパワーをもっともっと上げていかないとダメなんですよ。それが、常に力をいれていることですね。
■ファンの皆さんにむけて
パンサー:
最後にファンに向けて一言お願いします。

影山:
皆さんにいつも言われるんですけど、JAM Projectについてなにが素晴らしいっていえば、ファンが一番素晴らしいっていわれるんですよ。特にコンサートにきた友達なんかに「最ッ高のファンだな!」いわれるくらい最高にホットなファンだと思います。世代も10代から40代までいろんな世代の人に来て頂いて、逆にいえば、いろんな人がアニソンでパワーを貰いたいんだなーと思います。JAM Projectはそんなファンの一人一人の後ろにいて、みんなの肩を叩くような音楽を作り続けていくので、11年目の今年からも今まで通り熱い応援をお願いしたいです。…で!グラヴィオンのパチスロも楽しんでくださーい(笑)

ロデミ:
今日はお会いしてパワーの秘訣が少しわかった気がします!ありがとうございました。

影山:
ありがとうございました。



今年も目が離せないJAM Project。
その熱い活動をチェック!


●2011年JAM Projectイベント情報

2月19日(土)
Anisama in Shanghai -Only One-
会場 上海大舞台
http://pc.animelo.jp/shanghai/

2月27日(日)
ブシロードカードゲームライブ2011
会場 バシフィコ横浜 国立大ホール

3月6日(日)
アニぱら音楽館 10th Anniversary EXTREME LIVE2011
会場 SHIBUYA-AX
http://bushiroad.com/sp/bclive2011/

3月27日(日)
A FES (エー・フェス) -アニソン フェスティバル-
会場 千葉・幕張メッセ国際展示場9・10・11 ホール
http://a-fes.jp

●2011年JAM Projectリリース情報

ライブDVD 発売中
JAM Project 10th Anniversary Tour
「MAXIMIZER〜Decade of Evolution〜」3枚組
LABM-7072?4 ¥7,500(税込価格)

2月23日シングル発売
TVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード』オープニング主題歌
「Vanguard」 LACM-4790 \1,200(税込価格)

3月23日
ライブBlu-ray発売予定
JAM Project 10th Anniversary Tour
「MAXIMIZER〜Decade of Evolution〜」3枚組

3月23日
アルバム発売予定
JAM Project Symphonic Album

4月27日 発売予定
PSP用ゲームソフト『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』
オープニング主題歌「NOAH」
歌:JAM Project

5月発売予定
「JAM Project BEST COLLECTION VIII」
歴史に残る強力盤!!!「弾劾の剣」も収録予定!

発売元:ランティス 販売元:バンダイビジュアル


<終わり>